ラーメン特集 注目のラーメン店
更新日付 2010/05/01
圧巻な風貌を裏切る食べやすいスッキリ味
2010年9月にノーマルなラーメン店から「二郎系」の店にリニューアルし一気に大ブレイク。今や行列のできる人気を誇っています。
メニューはとんこつ醤油スープの「シャカ豚」1本。麺は極太(240g)、モヤシなどの野菜は山盛り、生のきざみニンニクと背脂がのるメガ盛りが基本です。
これに「ヤサイ(野菜)」「アブラ(背脂)」「カラメ(醤油ダレ)」を「マシ(2倍)」「マシマシ(3倍)」、ニンニクも「ナシ」から「マシマシ」まで無料で調節可能。「二郎系」の醍醐味が存分に味わえます。
あっさり仕上げのとんこつスープにシャープな醤油ダレとのバランスの良さが人気の秘訣。意外にもスッキリと食べられ、女性にもオススメの一杯です。
電話/011・871・6333
営業時間/12:00〜15:00、18:00〜22:00、土日祝12:00〜20:00(スープか肉がなくなり次第終了)
定休日/月曜休(祝日の場合は翌日休)
席数/6席
駐車場/2台(無料)
アクセス/JR白石駅北口より徒歩約5分
注目を集める新ジャンル、風味を楽しむ煮干しスープ
新ジャンルとして最近全国的に注目なのが、煮干しメインのスープをウリにする、その名も「煮干し系」。札幌で最も話題を集める店が『煮干らぁめん なかじま』です。
旅好きで食べ歩き好きの女性店主・中島由美さんが、東北で出会った味を元にアレンジを加え、2010年7月に開店。とんこつや鶏ガラ、ほかの魚は使わず、質のいい煮干しをゆっくり時間をかけて煮出したスープに、香味油とタレで味付け。チャーシューの肉はルスツ産もち豚を使用するなど、シンプルな味ゆえに、良質素材の自然なおいしさにこだわっています。
「母が作ってくれたような素朴な味がイメージ」という優しい味わいで、女性や年配客も多数。濃厚な味が苦手な人にオススメの一杯です。
電話/非公開
営業時間/11:00〜15:00、金曜17:00〜20:00(完売の場合終了)
定休日/木曜
席数/6席
駐車場/1台(無料)
アクセス/地下鉄南北線北34条駅1番出口よりすぐ
web/http://men-nakajima.net/
昼夜2つの顔を持ち味も変わるラーメン店
豊平区平岸の人気店『山嵐』が、別のコンセプトで出店する店は、昼から夜までの『山嵐黒虎』と、夜から深夜まで営業する『山嵐雷文』という名前で、まったく違ったラーメンを提供。1つの店で2つのれんを持つ「二毛作」という新ジャンルです。
そもそも平岸の『山嵐』は、真っ白な背脂におおわれた「背脂とんこつ」が代表作。一方『黒虎』は、鶏ガラベースのスープにジャガイモなどでとろみをつけ、醤油で煮込んだ香ばしい背脂がのるマイルドな一杯がウリ。
そして21:30から『雷文』と看板を変えて提供するのは、煮干しやサバ節などでとった魚介和風スープに背脂をたっぷりのせた、そばを思わせる繊細なラーメン。夜にしか食べられない限定の味をぜひ!
電話/011・272・9898
営業時間/
黒虎 11:30〜16:00、17:00〜21:00
雷文 21:30〜翌1:00(スープがなくなり次第終了)
定休日/
黒虎 火曜休
雷文 不定休
席数/8席
駐車場/なし
アクセス/地下鉄大通駅より徒歩約2分
女性店主が作り出す自然のうま味凝縮のつけ麺
素材のおいしさ、自然のうま味にとことんこだわったラーメンを提供してくれるお店。「“店主は誰?”とよく聞かれるんです(笑)」と笑う“らしくない”女性店主が作り出す、繊細な味のつけ麺が味わえます。
店主自身が苦手なうま味調味料は使わず、鶏ガラ、とんこつ、大量の野菜を長時間煮込んでとった濃厚スープと、サンマ節メインの魚介スープを合わせた、後味スッキリスープが自慢。脂分は極力抑えていて、コラーゲンたっぷりなので女性や年配の方でもラクに完食できます。
麺の量を200g、300g、400gと選べる配慮で、幅広い世代に喜ばれています。その麺も、道産の全粒粉を使った、もちもち感と風味が楽しめる特製麺というこだわりようです。
電話/011・615・0101
営業時間/11:00〜15:00、17:00〜21:00、土曜11:00〜21:00、日祝11:00〜20:00
定休日/不定休
席数/10席
駐車場/なし
アクセス/地下鉄東西線円山公園駅より徒歩約5分
web/http://ameblo.jp/shihoriko/
濃厚だけれど繊細なうま味の絶品札幌ラーメンはここで
2002年のオープン以来、札幌市内中心部のイチオシ札幌ラーメン店として観光客がひっきりなしに訪れるばかりか、ビジネスマンの人気ランチとして地元客にこよなく愛される名店です。
店主の青山茂壽さんは、札幌ラーメンの有名店でしっかりラーメン作りを身に付け、さらに洋食店で修業。ラーメンの要、スープ作りにはその洋食の手法を取り入れているそうです。
大きな中華鍋にラードを溶かし、ニンニク、特製練り味噌、ひき肉、モヤシを炒め、澄んだスープを入れて味付け。最後まで鍋でスープを仕上げる札幌ラーメンの醍醐味を味わえます。
ひと口すすれば、味噌とニンニクの香ばしさとダシのうま味が広がり、気がつけばスープまで完食間違いなし。
電話/011・281・1101
営業時間/11:00〜19:30LO
定休日/日曜
席数/13席
駐車場/なし
アクセス/地下鉄東西線西11丁目駅より徒歩3分
北海道が凝縮されたほかでは味わえない一杯
従来の札幌ラーメンとは一線を画し、「良質の道産食材を使っておいしいラーメンを提供する」をコンセプトに、次々と繰り出す新感覚メニューで楽しませる『一粒庵(いちりゅうあん)』。
オススメの「元気のでるみそラーメン」には驚きの食材が隠されています。「元気」の素は、北海道でのみ自生する山菜の「行者にんにく」。スタミナのつく栄養素がたっぷり含まれる反面、ニオイが強烈。これを冷凍のまま卵とじにするという、北海道東海大学と共同で確立した調理法で、におわない具材に仕上げました。
湧別町で手作りされる天然醸造味噌は、樽買いしていて現在7年熟成を使用。麺は道産小麦の特注麺で、ふっくらツルツル。豊かな香りとまろやかなコクが楽しめる一杯です。
電話/011・219・3199
営業時間/11:30〜15:00、17:00〜21:00
定休日/日曜
席数/15席
駐車場/1500円以上の利用で提携駐車場1時間
アクセス/JR札幌駅南口より徒歩2分
web/http://ichiryuan.com/
ラーメンも店作りも上品で洗練された実力店
カフェを思わせるインテリアの中で味わえる、見た目も美しいラーメンが大評判の店。
その実力は道外にも伝わり、大手百貨店の敏腕バイヤーに認められて数々の物産展に出店するほど。店主の杉村浩二さんは、今や北海道を代表する若手ラーメン店主の1人と言えるでしょう。
塩や醤油味に使う鶏ガラ+魚介スープ、味噌に使う鶏ガラ+とんこつ+魚介スープとも、スーッと美しく澄んだ清湯スープ。人気の塩は、3種類をブレンドした塩に魚介と香味油の風味で、うま味が後から後からやってくる奥深い一杯。誰にでも安心してオススメできるハイレベルな味わいです。
さっぱりしながら香り豊かな香辛料が効いた、新感覚つけ麺「つけ麺 塩(南印風)」750円も人気。
電話/011・512・2002
営業時間/11:00〜20:00(スープがなくなり次第終了
定休日/水曜(祝日の場合は翌日休)
席数/16席
駐車場/8台(無料)
アクセス/市電西線9条旭山公園通より徒歩1分
トマトの酸味とうま味が女性の心を奪う希有な一杯
見た目はまるでイタリアンな「トマト麺」専門店。野菜たっぷりなメニューとカフェ風のインテリアで、女性を中心に人気を博しています。
単純にイタリアン風の変化球ラーメンではなく、しっかりとしたラーメンのベースが生きているのが評判の秘訣。鶏ガラを中心に、とんこつとたっぷりの野菜でダシをとり、ホールトマトににんにく、トウガラシなどを加えたトマトソースと、魚介のうま味を効かせた塩ダレで味付け。季節の炒め野菜もマッチし、ほどよい酸味とうま味がなじんだ極上の一杯です。
麺を食べた後に、チーズ入りの焼きおにぎりをスープに入れてトマトリゾット風に食べるのがオススメ。お腹がいっぱいでも食べられちゃうから、ぜひ試してみて。
電話/011・807・4213
営業時間/11:00〜15:00、日祝11:00〜20:00(月〜土17:00〜23:00は居酒屋営業)
定休日/不定休(2011年2月より第2・4月曜)
席数/16席
駐車場/3台(無料)
アクセス/地下鉄東西線白石駅より徒歩約10分