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香りの里ハーブガーデン
滝上町
全国の和ハッカ生産量の9割ほどを占める滝上町のハーブガーデン。4haある敷地内に約300種類のハーブなどの草花が咲き誇ります。6月から9月が見頃で、サクラバラ、ラベンダー、ハッカなど様々なハーブの香りを楽しむことができます。「フレグランスハウス」ではハーブを使った軽食も味わうことができます。ハッカソフトクリーム(400円)はハーブガーデン限定!さらに、ハーブ石けんづくりや押し花カレンダーなどのハーブクラフト体験も楽しめます。
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チミケップ湖
津別町
エゾマツ、トドマツなどの原生林に囲まれたチミケップ湖は、手付かずの自然が残る外周およそ7.5kmの小さな湖。周囲に人工的な建物がほとんどなく、原始の森が広がる動植物の楽園です。湖を囲む135ヘクタールの道有林は野鳥公園に指定されていて、天然記念物のクマゲラをはじめ40種類以上もの野鳥が生息。紅葉シーズンには周囲の色づいた木々が湖面に映り、美しい景観を生み出します。
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神田日勝記念美術館
鹿追町
少年時代に鹿追町に入植し、農業を営みながら創作活動を続け、力強い画風で評価を確立していった画家・神田日勝の作品を展示する美術館。昭和20年8月、当時7歳だった日勝少年が両親に連れられて鹿追町に入植してから32歳という若さで亡くなるまでに残した作品を多数収蔵、展示しています。《馬(絶筆・未完)》は、思わず凝視してしまうほど緻密な描写で圧倒されます。
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太陽の丘えんがる公園
遠軽町
その地形を生かし、丘の頂上から裾野までを色鮮やかな花で埋め尽くす広大な公園として人気がある花スポットです。夏から秋にかけては黄花コスモスや混合コスモスなど日本最大級1000万本のコスモスが咲き、見頃である9月には豪華ゲストによるステージイベントも。春から初夏にかけてはピンク色のじゅうたんを思わせるシバザクラやレンゲツツジ、クロフネツツジが咲き誇ります。開花情報を問い合わせて、出かけてみませんか?
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北見ハッカ記念館・薄荷蒸溜館
北見市
明治35年頃から生産が始まった北見ハッカは昭和14年に全盛期を迎え、世界における薄荷(ハッカ)市場の約7割を占めるまでに成長しました。北見ハッカ記念館・薄荷蒸溜館は、北見の礎を築いた薄荷産業の歴史を今に伝える資料館です。館内には乾燥ハッカの標本や世界各地のハッカ製品など、ハッカにまつわる資料が多数展示されています。別棟の薄荷蒸溜館ではハッカの蒸溜実演を見学できます。
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多和平展望台
標茶町
1,279haの傾斜放牧地と404haの採草地からなる大規模な標茶町育成牧場で、丘の頂点にある展望台からは360度の大パノラマで地平線を見渡せます。乳牛が牧草を食ぐ北海道らしい牧歌的な風景が広がり、太平洋から昇る朝日や雄阿寒岳の背越しに沈む夕日は神々しいほどです。展望台の近くには乳製品、肉類、羊毛製品など、標茶の特産品を活かしたオリジナル商品が揃う「グリーンヒル多和」があります。レストランもあり焼き立てパンや標茶町のブランド肉「星空の黒牛」などを味わえます。
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網走国定公園 小清水原生花園
小清水町
オホーツク海と濤沸湖(とうふつこ)に挟まれた約8kmの細長い砂丘全体が天然の花畑となっている北海道を代表する海浜公園。5月下旬頃~9月上旬頃まで約200種類の花々が咲きそろい、JR原生花園駅前に整備された遊歩道で散策を楽しむことができます。丘の展望台「天覧ヶ丘」からは、360度の眺望が広がり、天気の良い日はオホーツク海側には知床半島から網走、湖側には斜里岳から藻琴山までの絶景が見渡せます。
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羅臼国後展望塔
羅臼町
羅臼市街を見下ろす海抜167mの高台にある展望塔。双眼鏡やテレビ望遠鏡が設置されており、羅臼漁港や羅臼岳、知床の山々、国後島を一望することができます。運が良ければ根室海峡を泳ぐクジラやシャチの姿を見ることができるかも。季節によっては、次々と出港する漁船のシルエットが浮かんで知床羅臼らしい景色が見られます。施設内には北方領土に関する展示室や、映像室などがあります。
※臨時休館等で閉館の場合も、屋上展望ルーフは開放されています。 -
じゃがいも街道 (名物街道)
小清水町
網走方面から国道244号線を走り、市街地に向かう5kmに及ぶ直線道路は「じゃがいも街道」と呼ばれています。道路沿いに、じゃがいも畑と防風林に囲まれた道東らしい田園風景が広がります。7月には、道路を挟んだ両側にピンクや白の可憐なじゃがいもの花が一面に咲き誇り、その遠方に斜里岳や知床連山を一望できる観光スポットです。また、街道にある特産物直売所は、じゃがいもやアスパラなど新鮮な野菜が格安価格で買えると人気を集めています。
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天に続く道
斜里町
国道244号~334号の全長約28.1kmの直線道路。まっすぐな道が、まるで天まで続いているように見えることから、この愛称が付けられました。国道334号をウトロから斜里方面へ進み、峰浜で左折してスキー場を左手に見ながら坂を上がりきり、突き当たりを右折すると現れる景色。2018年には駐車場と簡易デッキが新設され、この絶景をゆっくりと眺められるようになりました。夕日のスポットでもあり、季節によっては、道の延長上に沈む夕日が見られることも。知床で必ず訪れたい名所のひとつです。
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フレペの滝(乙女の涙)
斜里町
知床八景のひとつで、知床連山に降った雪と雨が地中を通り、断崖の割れ目から湧き出している珍しい滝です。その流れる様子が、涙がホロホロとこぼれ落ちるように見えることから、別名「乙女の涙」とも呼ばれるロマンティックな滝でもあります。知床ならではの海岸線の断崖地形を見ることができる散策コースもあり、運が良ければエゾシカや野鳥に会えるかも。積雪期はスノーシューでのトレッキングが楽しめます。
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屈斜路湖
弟子屈町
日本最大のカルデラ湖である屈斜路湖。湖畔では砂湯が楽しめる景勝地です。砂湯は、文字通り屈斜路湖畔の砂浜を掘るとたちまちに温泉が出て露天風呂になるというもので、子供たちばかりでなく大人たちも思わず童心に帰って砂を掘ってしまいたくなる体験です。キャンプ場もあり、夏は湖で水浴びした後は砂を掘って足湯が楽しめます。冬は渡り鳥の「オオハクチョウ」が羽根を休める姿を見に人々が多く訪れ、年中楽しめる観光スポットです。
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遠軽町白滝ジオパーク交流センター(1F)/埋蔵文化財センター(2F)
遠軽町
埋蔵文化財センターで展示している遠軽町所蔵の重要文化財「北海道白滝遺跡群出土品」が2023年に国宝に指定されました。北海道では函館市の「中空土偶」に次ぐ2例目の国宝指定であり、旧石器時代の資料としては初!白滝遺跡群から出土した石器は、国内の旧石器時代遺跡出土遺物の中でも群を抜いた質量で、2万年前の黒曜石の艶と鋭利に形づくられた石器の数々を間近で見ることができます。また、黒曜石産地として日本最大級規模を誇る遠軽町の、黒曜石誕生の物語を展示と映像で解説する遠軽町白滝ジオパーク交流センターもあります。ぜひ、北海道で2例しかない貴重な国宝を見に出かけてみよう!
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コッタロ湿原展望台
標茶町
原始河川沼池と低層湿原が広がり、「釧路湿原のサンプル」と言われている湿原地帯。釧路湿原の中で、もっとも原生の姿をとどめている地域として国立公園の特別保護地区に指定されています。コッタロ湿原展望台からは、蛇行するコッタロ川や散在する無数の沼など、原始的な風景が一望できます。また、タンチョウやアオサギなどの野鳥や氷河期の遺存種と言われている希少なトンボ類を観察することもできます。
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風蓮湖
根室市
野付風蓮湖道立自然公園の中にある淡水と海水が混ざった汽水湖。国内最大のハクチョウの飛来地であり、タンチョウやオオワシなど、約300種以上の野鳥を見ることができる「野鳥の楽園」として有名です。春国岱(しゅんくにたい)とともに、水鳥の生息地として重要な湿地に関する条約である「ラムサール条約」に登録され、国際的にも認知されています。また、道の駅「スワン44ねむろ」には、風蓮湖一帯を眺めながら根室特産の味が楽しめるレストランもあります。
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根室市春国岱(しゅんくにたい)原生野鳥公園ネイチャーセンター
根室市
根室半島のつけねに位置する「春国岱」(しゅんくにたい)は、根室湾と風蓮湖を仕切る、長さ8km、最大幅1.3kmの砂でできた島。干潟・草原・湿原・森林などの道東の自然環境が一個所に凝縮された不思議な場所です。木道などの観察路が整備されており、タンチョウやオジロワシ、森や草原の小鳥などの多種多様な野鳥が観察できます。また4~10月には、ミズバショウやハマハタザオなど湿原や草原の花が次々に開花します。周囲の風蓮湖には、年間を通じてさまざまな渡り鳥が渡来します。10~11月と3~4月にはオオハクチョウや様々な種類のカモ類、4~5月と7~9月にはシギ・チドリ類、11~2月にはオオワシやオジロワシ。まさに野鳥の楽園です。ネイチャーセンターでは、春国岱と風蓮湖の生きものたちの旬の自然情報を提供しています。
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サルボ展望台
標茶町
釧路湿原最大の塘路湖をはじめ、サルルン沼・ポン沼・エオルト沼・マクントーの5つの湖沼群を望めるサルボ展望台。夏は豊かな緑と、湖沼が作り出す青のコントラストが美しい場所としても有名です。展望台には無料の望遠鏡も用意されています。また、サルボ展望台の近くには、サルルン展望台やコッタロ湿原展望台もあり、さまざまな風景を楽しめるのも魅力です。
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幣舞橋(ぬさまいばし)
釧路市
JR釧路駅から続くメインストリート・北大通の先にある橋で、札幌の豊平橋、旭川の旭橋と並ぶ北海道三大名橋のひとつと言われています。釧路川に初めて幣舞橋が架けられたのは1889(明治22)年、明治の後期で、釧路で新聞記者をしていた石川啄木も幣舞橋を利用していました。欄干に四季を表現したブロンズ像を配す現在の橋は5代目で、1976年に建築されたものです。太平洋を背景にした神々しい夕日は、世界三大夕日のひとつと形容され、地元の飲食店では夕日をイメージしたご当地カクテル「くしろ夕日ハイボール」を味わえます。
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釧路市湿原展望台
釧路市
釧路湿原を見渡す高台にあり、湿原に生息する植物「ヤチボウズ」をモチーフにした展望・展示施設。館内には湿原を再現したジオラマや湿原の四季の映像などを見ることができ、3階の展望室と屋上からは四季折々の湿原を一望できます。建物の周囲には1周2.5kmの木道が整備され、散策しながら森林浴が楽しめます。また、温根内ビジターセンターと結ぶ5kmほどの木道を行くと、湿性植物が間近に見られ、樹木の間から聞こえる野鳥のさえずりに心が和みます。
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開陽台展望館
中標津町
中標津市街から約15km。街並みや北海道遺産の格子状防風林を越え、はるか地平線を望む大パノラマは“感動”の一言。日頃のストレスも吹き飛ぶ爽快さです。展望館内のカフェでは、濃厚な牛乳やジェラートなど酪農王国・中標津ならではの美味しいメニューがずらり。なかでも看板メニューの「しあわせのはちみつソフト」は、開陽台で採れたはちみつをたっぷり使ったココだけの限定品。一日300本も売れるほど人気なので、行ったらぜひ味わって!
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瞰望岩(がんぼういわ)
遠軽町
遠軽町のあらゆる場所から見ることができる地上約78mの瞰望岩は、町のシンボル的な存在です。アイヌの人々の古戦場となったというドラマチックな伝説の残るこの岩は、見る場所によって表情が大きく変わり、北海道自然百選にも選ばれています。開拓碑が建設されている頂上からは絶景を、麓からは瞰望岩の雄大さを楽しむことができるほか、静態保存されているSLとラッセル車を見ることも可能です。平成23年2月7日に、オホーツク管内で初めて国指定名勝「ピリカノカ」の構成資産として指定されました。
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霧多布湿原 (北海道遺産)
浜中町
浜中町の中央部、太平洋に面して森と海に囲まれるように広がる霧多布湿原。ラムサール条約にも指定されており、面積が約3,168haの広大な湿原です。春から秋にかけて色とりどりの花に彩られますが、なかでもエゾカンゾウが一斉に花を咲かせる7月上旬がおすすめです。湿原センターでは、湿原の仕組みを解説する展示や湿原を楽しむための情報が揃うので、散策をスタートする前にぜひ立ち寄って。
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ボッケ遊歩道
釧路市阿寒町
ボッケ遊歩道は、阿寒湖温泉街の東のはずれ、阿寒湖畔エコミュージアムセンターの裏手に広がり、湖に半島状に突き出したエリアです。遊歩道を湖に向かって歩くと、地中から水蒸気や泥湯が噴き出す「ボッケ」が現れます。阿寒湖に突き出たこのエリア一帯は、阿寒湖の「水の気」に囲まれたスポットであり、一方では「ボッケ」から噴出する「火」のエネルギーを感じられるパワフルなスポットでもあります。遊歩道はセンター裏からボッケまでの道(1.2km)だけでなく、湖畔沿いの「湖のこみち」(1.5km)、小高い山沿いの「森のこみち」(1.2km)などの遊歩道が整備されています。
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阿寒摩周国立公園 太郎湖&次郎湖
釧路市阿寒町
国立公園内にある二つの湖で、1時間ほどの散策で阿寒湖温泉の原生の大自然を満喫できます。雄阿寒岳登山道入口から雄阿寒岳を取り囲む原生林を10分ほど歩くと、阿寒湖と次郎湖から流れ入る水の音に包まれます。湖は、冬でも結氷しないほどの水量が大きな流れを保っており、岩の間から湧き出る水が、辺り一帯を力強い水音で癒しの空気に満たします。
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知床峠 (紅葉)
斜里町
国道334号線のウトロと羅臼を結ぶ知床横断道路では、9月下旬から周囲のダケカンバやナナカマドなどの樹木が色づき始めます。羅臼岳を最高峰とする知床連山が頂上から紅葉していくので、標高が上がるにつれ木々が色づいていく姿をドライブしながら楽しむことができます。もちろん峠から眺める景観も見事。羅臼岳の紅葉はもちろん、天候が良ければ遠く北方領土国後島も望むことができます。
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愛冠岬
厚岸町
その名もロマンチックな愛冠(あいかっぷ)岬は“できそうもない困難を乗り越え、愛の栄冠を得る”との思いで名づけられたと言われています。原名はアイヌ語でアイ・カップ(矢の上のもの)の意。矢の届かないところから“できない、届かない”という意味もあります。厚岸湾に突き出ているこの岬は、78.7mの断崖上にあり、太平洋や筑紫恋海岸を一望できる厚岸の代表的なビュースポット。カップルに人気のスポットとなっています。
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「ひがしもこと芝桜公園」のシバザクラ
大空町
2010年に『ひがしもこと芝桜公園』としてリニューアル。「滝上公園」に匹敵する規模の、広大な芝ざくら景勝地です。ピンク色や白い花を咲かせる美しい山肌には散策路が幾すじも伸び、さまざまな角度から風景が楽しめます。5月上旬から花の開花に合わせて約1カ月間続く「芝桜まつり」には、毎年多数の観光客が訪れ、多彩なイベントが開催されます。
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サロマ湖
佐呂間町
日本で3番目、北海道では1番大きな湖であるサロマ湖は東西に長い湖。その、ほぼ中央に位置している幌岩山の山頂にある展望台であれば、見渡すほどに広い湖を一望できます。展望デッキからは、サロマ湖の端から端まで、そしてオホーツク海と湖を隔てる砂嘴(さし)や知床連山など、ほかでは見られない景観が目の前に。サロマンブルーと形容されるほど独特の青色をしているサロマ湖と目の前に広がるオホーツク海に魅せられて、思わず時間を忘れてしまいそう。特に夕方の時間帯は空も湖も、言葉では言い表しがたい美しさです。サロマ湖周辺の飲食店では、特産物の新鮮なホタテなども食べられますよ。
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オンネトー
足寄町
阿寒摩周国立公園の深い森にたたずむ文字通りの秘湖。太陽の角度によって刻々と色を変える湖面は、神秘的というほかありません。また、湖畔から見る雌阿寒岳、阿寒富士の端正な姿はまさに絶景。湖岸には湖を一周する散策路が設けられているので、森林浴を楽しみながらのんびり散策するのがおすすめです。湖の北側にある雌阿寒岳温泉は情緒たっぷりで、温泉らしい硫黄臭が漂います。ここで湯船につかってから帰途につくのもいいでしょう。国設野営場エリアには「UPI オンネトー」が2022年6月にオープン。
アウトドアウェアの販売やグッズのレンタルも行うなどアクティビティの拠点として人気が高まっています。 -
阿寒湖(紅葉)
釧路市
四季折々の豊かな自然体験ができる阿寒湖周辺。10月初旬からの紅葉シーズンには、毎年一万人以上の見物客が押し寄せる人気のスポットです。阿寒川の源流となる滝口の「滝見橋」では、真っ赤に色づいたカエデや黄色いカツラ・ダケカンバなどの見事な紅葉が見られるほか、「ボッケ桟橋」から眺める雄阿寒岳など鑑賞ポイントが多数あります。