旧笹浪家住宅【国指定重要文化財】
- 上ノ国町
- 歴史文化
建造は安政年間。ヒバを贅沢に使った旧家のニシン番屋
笹浪家は上ノ国で代々鰊(ニシン)漁などを営んできた旧家の一つで、この建物は五代目久右衛門が19世紀前期に建てたといわれるもの。笹浪家の古文書には安政4(1857)年に土台替え、翌年に屋根の葺替えを行ったとの記録が残されています。主屋の大部分にはヒバ材が使われ、屋根はヒバの割柾葺(わりまさぶき)で石が置かれています。北海道に現存する民家では最古に属し、日本海沿岸に残るニシン番屋の原型とも言われています。付随する米・文庫蔵は上ノ国の歴史をたどるガイダンス施設として公開中です。
知っトク情報・その他
- 付属の米・文庫蔵では上ノ国市街地で発見された縄文時代~近世の出土物を展示。なかにはアイヌの大切な祭祀具イクパスイや弓、法力でニシンを呼び寄せたという大蔵鰊の伝説を思わせる祈祷具・鉾形代、北海道で唯一文字の判読できた木簡(木の荷札)など貴重な品々が公開されています。また、200年余り前に道南を旅した管江真澄の足跡をビデオでたどるコーナーもあります。
- ※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、臨時休館、イベントの中止、サービス内容を変更することがありますことご了承ください。
詳細データ
- 施設名 (イベント名)
- 旧笹浪家住宅【国指定重要文化財】
- 所在地
- 上ノ国町字上ノ国236
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- お問い合わせ先
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0139-55-2230(教育委員会事務局文化財グループ) 0139-55-1165(旧笹浪家住宅(主屋)管理室)
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- 定休日・営業時間
- 営業時間/10:00~16:00
定休日/月曜(祝日の場合翌日)、祝日の翌日
※4月第1土曜~11月第2日曜まで開館
- 料金
- 入館料:大人300円、小中高生100円
※団体20名以上で大人240円、小中高生80円
勝山館ガイダンス施設との共通観覧券
大人 400円 小中高生 100円
※団体20名以上で大人 360円、小中高生 90円
- アクセス方法
- JR木古内駅から函館バス「江差ー木古内線」乗車、大留下車、徒歩3分の上ノ国駅前から「江差・小砂子線」乗車後、上ノ国で下車し徒歩で2分
木古内から車で道道5号線経由、約50分
函館から車で約1時間50分
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- 駐車場
- あり (普通車10台、大型車2台、身障者用2台・無料)
更新日:2022/05/09
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